ChatGPTやMidjourneyなどの画像生成AIは、アイデア出しや柄の素材づくりに向いています。着られるシャツやズボンを直接作りたいなら、585×559のテンプレートの配置で生成し、3Dアバターで確認してエディターで直せるSkinomicsのほうが手間がかかりません。画像生成AIの絵を使いたい場合は、エディターでテンプレートに貼り込みましょう。
「ChatGPTにロブロックスのシャツを描いてもらえば早いのでは?」と考えたことはありませんか。実際、ChatGPTやMidjourneyのような画像生成AIに頼めば、かっこいいシャツの絵はすぐに出てきます。ところが、その画像をそのままシャツとして使うと、アバターに着せたときに柄が途中で切れたり、腕に思わぬ模様が出たりしがちです。
原因はシンプルで、ロブロックスのクラシックシャツは「服の絵」ではなく、決められた展開図(テンプレート)の上に描く必要があるからです。この記事では、汎用的な画像生成AIと、テンプレートを直接作るiPhoneアプリSkinomicsの違いを説明します。書いているのはSkinomicsのチームです。
とはいえ、画像生成AIにも得意なことはたくさんあります。両方の役割を知って、うまく使い分けましょう。
ロブロックスのシャツは「展開図」でできている
クラシックのシャツとズボンは、585×559ピクセルの画像です。紙で箱を作るときの展開図のように、アバターの体の各面に対応するパーツが決まった位置に並んでいます。
- 胴体の前面と背面:128×128
- 胴体と手足の側面:64×128
- 胴体の上面と底面:128×64
- 手足の上端と下端:64×64
Robloxはこの配置どおりに画像を切り分けて、アバターの体に貼りつけます。そのため、1枚の服の絵をそのまま使うと、前面のパーツには絵の一部だけが入り、ほかの部分は腕や背中にばらばらに貼られてしまいます。「AIで作ったシャツを着せたら柄がずれた」という現象の多くは、これが理由です。
なお、クラシックのTシャツは別物で、正方形の画像(例:512×512)が胴体の前面に表示されます。前面にワンポイントの絵を入れたいだけなら、Tシャツという選択肢もあります。
画像生成AIとSkinomicsの比較表
| ChatGPTなどの画像生成AI | Skinomics | |
|---|---|---|
| 対応端末 | Webや各種アプリ | iPhone・iPad(iOS/iPadOS 15以降) |
| AI | あり(汎用の画像生成) | あり(ロブロックスのシャツ・ズボンに特化) |
| 出力 | 1枚の絵。585×559のテンプレート配置ではない | 585×559のシャツ・ズボンのテンプレート |
| 3Dプレビュー | なし | R15のブロック型アバター |
| 編集機能 | サービスによって異なる | ペン、ステッカー、図形、画像の読み込み、レイヤー |
| Robloxへのアップロード | 自分でテンプレートに配置してから | アプリ内から(1着80 Robux) |
| 料金 | サービスによって異なる | 無料(生成ごとに広告1本)/Pro 月5.99ドル・年25.99ドル(米国) |
| 評価 | ― | iOS ★4.5(42件) |
| 向いている人 | アイデア出し、ムードボード、柄の素材づくり | 着られるシャツ・ズボンを直接作りたい人 |
画像生成AIが得意なこと
公平に言うと、ChatGPTやMidjourneyは服のデザインを考える段階でとても役に立ちます。
- アイデア出し:「近未来っぽい」「和風の柄」など、方向性を絵で見比べられる
- ムードボード:色の組み合わせや雰囲気を何パターンも並べられる
- 柄やワンポイントの素材:オリジナルの模様やマークを作って、あとでテンプレートに貼り込める
つまり、画像生成AIは「デザインのたたき台」を作る道具としては優秀です。足りないのは、その絵をロブロックスの展開図に合わせる部分です。
Skinomicsがしていること
Skinomicsは、最初から585×559のテンプレートの配置で服を生成します。作りたい服を英語の短い文章で入力し、ShirtかPantsを選んで送ると、前面・背面・側面・腕がそれぞれのパーツに入った状態のテンプレートができあがり、すぐに3Dアバターに着せて表示されます。
アバターはドラッグで回転、ピンチでズームできるので、背中や脇の下までチェックできます。気になる部分があれば、テンプレートガイドを重ねたエディターで、ペンで描き足したり、ステッカーや図形を置いたり、画像を読み込んだりして直せます。
画像生成AIの絵をシャツに使う方法
ChatGPTやMidjourneyで気に入った絵ができたら、捨てる必要はありません。
- 画像編集ソフトで貼り込む:PhotopeaやGIMPで585×559のテンプレートを開き、胴体の前面(128×128)などのパーツに合わせて配置します。
- Skinomicsのエディターで読み込む:テンプレートガイドを見ながら画像を置き、3Dアバターで確認できます。
- 参考画像として使う(Skinomics Pro):絵を添付して、生成するデザインの方向性を伝えます。
どの方法でも、他人のキャラクターやブランドのロゴなど、自分に権利のないものは使わないようにしましょう。Robloxの審査で削除される原因になります。
料金の違い
画像生成AIの料金はサービスやプランによってさまざまです。Skinomicsはダウンロード無料で、生成のたびに短い広告を1本見るか、Skinomics Pro(米国価格で月5.99ドルまたは年25.99ドル)に加入して使います。価格は2026年10月に確認したもので、日本では異なる場合があります。どちらで作った服でも、Robloxへのアップロードには1着80 Robuxかかります。
Skinomicsでシャツを作る手順
- Skinomicsを開き、作りたいシャツを英語で入力します(例:「pastel kimono style shirt with cherry blossoms」)。
- 「Shirt」を選んで送信します。Proでなければ短い広告を1本見ます。
- 3Dアバターを回して、前・後ろ・腕の柄がつながっているか確かめます。
- エディターで調整し、PNGで書き出すかアプリからRobloxにアップロードします。
くわしい操作はSkinomicsの使い方ガイドで紹介しています。
結局どちらを使えばいい?
デザインの方向性を探したいときは、画像生成AIでいろいろな案を出してみるのが楽しい方法です。でも、最終的に「着られるシャツ」にするには、テンプレートの配置が欠かせません。手間をかけずに着られる服まで仕上げたいならSkinomics、絵を描くことや配置の作業そのものを楽しみたいなら、画像生成AIと画像編集ソフトの組み合わせがおすすめです。
よくある質問
ChatGPTにロブロックスのシャツテンプレートを作ってもらえますか?
画像生成AIに頼むと、ふつうは服の絵が出てきます。585×559のテンプレートの配置にはなっていないので、そのまま使うと柄がずれやすく、自分で各パーツに配置し直す必要があります。
AIの画像をシャツにしたら、アバターで柄がずれるのはなぜですか?
Robloxは585×559の画像を、前面・背面・側面・腕などのパーツごとに切り分けて体に貼るためです。1枚の絵をそのまま使うと、絵の一部がばらばらの場所に表示されます。
テンプレートのパーツはそれぞれ何ピクセルですか?
胴体の前面と背面が128×128、胴体と手足の側面が64×128、胴体の上下が128×64、手足の上下端が64×64です。全体のサイズは585×559ピクセルです。
画像を1枚そのまま使える服はありますか?
クラシックのTシャツは、正方形の画像(例:512×512)が胴体の前面に表示されるしくみです。前面にワンポイントの絵を入れたいだけなら、Tシャツが向いています。
Midjourneyで作った画像を使った服は、Robloxで禁止されていませんか?
AIで作ったこと自体を禁止するルールはありません。ただし、コミュニティ規約、マーケットプレイスポリシー、知的財産のルールに従う必要があり、責任はアップロードした人にあります。
画像生成AIの絵をSkinomicsに取り込めますか?
エディターで画像を読み込み、テンプレートに配置できます。Skinomics Proなら、絵を参考画像として添付して生成の方向性を伝えることもできます。
Skinomicsのプロンプトは日本語で書いても大丈夫ですか?
Skinomicsのアプリは英語で、日本語での入力に対応しているとは案内していません。「red hoodie」のような短い英語で書くのが確実です。
ひとことQ&A
ChatGPTで作った絵、無駄になる?
背中のデザインはどうなるの?
とにかく手っ取り早く1着作りたい
画像生成AIの有料プランと比べてどう?
次のRobloxの服はAIで作ろう
App StoreからSkinomicsを無料でダウンロード。作りたい服を言葉で伝えて、3Dアバターで試着してみましょう。
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